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2014年7月18日

「ナシ婚」でも楽しみたい!「結婚式をしない」カップルの選択肢とは?

現在、日本では年間およそ65万組のカップルが婚姻届を提出しています。
そのうち、挙式・披露パーティを実施するカップルはおよそ35万組。
実は半数近くが結婚式を「しない」という選択をしているのです。

挙式・パーティをする結婚を「アリ婚」、しない結婚を「ナシ婚」と呼ぶこともあるようですが、「ナシ婚」はいまや立派な一つの選択肢となっています。
この場合、カップルたちは結婚式の代わりにどんなイベントを実施したり、記念品制作をしているのでしょうか?

ナシ婚イメージ写真

報告や感謝を伝える場は?

カップルが「ナシ婚」を選ぶ背景はさまざまですが、最も多いのは金銭面の理由だと言われています。
一般的に300万円近くかかってしまう結婚式のお金を出せないカップルが多くなっているのは事実です。

しかし、それだけではなく、お金はあるけれども、結婚式に使うよりは、旅行やマイホームなど別のことに使いたいと思っているカップルもたくさんいます。親戚や地域とのつながりが深かった以前であれば、結婚式を実施せざるを得ない事情もあったと思いますが、今は、カップルたちが自分たちの意志で「何にお金を使うか」を選べる時代なのです。

そうは言っても、一生に一度の「結婚」というイベントに、まったく何もしないのも淋しい――。
親への感謝を伝えたり、友人や親族に報告をしたいという思いは、ナシ婚カップルも変わりません。

そこで、結婚式をしないカップルたちは、「親族だけのお食事会」を行うことが多いようです。ホテルや和食料亭の個室などを貸し切り、ここではふたりが予約から会計までを取り仕切り、もてなします。
たとえ小規模でも、親族全員と顔合わせができ、結婚報告が一度にできますし、これが両親への感謝を伝える場にもなります。

友人たちに対しては会費制のパーティを開くことが多いようです。
一人5000円~7000円を相場に、仲の良い友人を招きます。
会費制であれば、ゲストも気兼ねなく飲食を楽しむことができますし、敢えてドレスコードをなくしてカジュアルな場にしたり、ふたりの行きつけの居酒屋に招待するなど、ふたりの個性を存分に発揮することもできます。

 

「フォトウェディング」や「ウェディングブックレット」で思い出作り

次に、記念品についてご紹介します。
結婚式でみんなの前に出るのは照れくさいけれど、思い出としてドレスだけは着てみたい。そう考える花嫁さんは多いようです。

その場合、「フォトウェディング」という選択肢があります。
ドレスや着物をレンタルし、プロのヘアメイクさんにメイクアップをしてもらって、フォトスタジオなどでプロのカメラマンに撮影してもらいます。
フォトスタジオによってさまざまなプランがあり、和洋合わせて衣装も複数着ることができます。
撮影した写真データをもらえる場合も多いので、結婚報告のはがきや年賀状などにも使用できるのが嬉しいところ。
もちろん、実際に結婚式を挙げるよりも格段に安い金額で実現できます。

また、写真だけでなく、文章も入った「ウェディングブックレット」という選択肢もあります。
プロのライターが話を聞き、ふたりの生い立ちや、出会いから結婚までのなれそめを紹介。
フォトウェディングと同様のスタイルで撮影したウェディングフォトだけでなく、例えばふたりで旅行した時の写真など、思い出の写真もたくさん入れた、結婚の瞬間だけではない、ふたりの今までの歩みとしての特別な冊子が出来上がります。

さらに親への感謝の言葉も掲載するため、大切な人たちに、ふたりのことを知ってもらえて、さらに感謝の気持ちをきちんとカタチに残して伝えることができます。
「感謝」や「祝福」など、そこに込める思いや意味づけを大切にする現代のカップルにぴったりのアイテムではないでしょうか。
またフォトウェディングとは違って、自分たち用のアルバムを作るのではなく、気軽に何冊も作れて結婚報告として大切な人たちにプレゼントできるところも魅力的です。

このように、結婚式をしない場合でも、楽しみ方、感謝の伝え方の選択肢は多数あります。
ぜひふたりらしい結婚のカタチを見つけてください。
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by 尾越 まり恵
大学卒業後、リクルートの制作会社にて9年間、結婚情報誌『ゼクシィ』の制作に携わり、2011年に独立。フリーライターとなる。女性のキャリア、恋愛、結婚、出産、子育てなどについて取材・執筆。主な専門は「シングルマザー」「生殖医療(不妊治療)」「ワーキングマザーの仕事と子育て」。
ブログ : http://ameblo.jp/happyhappywoman/

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