「おもてなし」の心や「意味付け」を大事にする現代の結婚式。特に演出にはその時代性が大きく反映されます。今のカップルに人気の結婚式演出とは、どのようなものでしょうか？

挙式では「フラワーシャワー」、披露宴では「プロフィール・生い立ちの紹介」

まずは、挙式編です。
2013年10月に発表された、最新の「ゼクシィ結婚トレンド調査2013」によると、第1位は、列席者がカップルに向けて花びらやお米を振りかける「フラワーシャワー・ライスシャワー」でした。半分以上の62.7％のカップルが実施したと答えています。
続いて、第2位は「親からヴェールダウンをしてもらう」です。2010年には23.2％のカップルしか実施していなかったヴェールダウンですが、2012年には43.9％、そして2013年は50.4％となっており、年々増加の傾向を見せています。
第3位は「挙式時の音楽・BGMを自分達で選ぶ」（43.7％）。「人前式」という自由なスタイルを選ぶカップルが増えたことで、挙式の音楽にも個性を出せるようになったことがうかがえます。

次に披露パーティ編です。

第1位は「プロフィール紹介／生い立ち・出会いの紹介」。実施しているのはなんと92.6％でほとんどのカップルがこの演出は必須と考えているようです。
第2位は「列席者の名前や感謝メッセージ」（56.2％）、そして第3位「挙式や披露宴の様子を流す」（36.1％）、第4位「列席者からのサプライズ」（34.7％）と続きます。
中でも「列席者からのサプライズ」は2009年に比べると13.9ポイント増加しており、人気が高まっているようです。

 
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by 尾越 まり恵
大学卒業後、リクルートの制作会社にて9年間、結婚情報誌『ゼクシィ』の制作に携わり、2011年に独立。フリーライターとなる。女性のキャリア、恋愛、結婚、出産、子育てなどについて取材・執筆。主な専門は「シングルマザー」「生殖医療（不妊治療）」「ワーキングマザーの仕事と子育て」。
ブログ : http://ameblo.jp/happyhappywoman/