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2014年6月27日

今さら聞けない……結婚式ってどんな種類があるの?

チャペル式や神前式、人前式など、友人の結婚式に何度か参加したことはあるものの、一般にどんな種類の結婚式スタイルがあるのか、実はよく分からない――なんて人も多いのではないでしょうか?
今さら人に聞きづらい、結婚式の基礎知識についてお伝えします。

 

王道のチャペル式と神前式

チャペルでの結婚式イメージ

日本人の大多数は無宗教と言われていますが、結婚式では普段宗教に馴染みがない人も、その時だけ、それぞれの宗派にならって式を挙げる人がほとんどです。
クリスマスの行事を楽しんだり、年末に除夜の鐘を打ち、お正月に初詣に行く感覚に近いかもしれません。

女性に人気なのが、キリスト教の「チャペル式」です。ウェディングドレスを着てヴァージンロードを歩く結婚式は、女の子なら一度は憧れるはず。テレビドラマにも多く登場する結婚式スタイルです。荘厳な雰囲気のチャペルで生の讃美歌を聞いて感動したことのある人も多いのではないでしょうか。

チャペル式を挙げるには、独立した教会か、あるいはホテルやレストラン内にあるチャペルで式を挙げることになります。細かい話になりますが、ホテルやレストランなどのチャペルの場合は、ほとんどがプロテスタントで、カトリックの教会で挙式を挙げるためには信者であることが条件となる場合が多いようです。
ただし、事前に結婚講座などを受けることによって、式を挙げることが可能になることもあります。

次に日本古来の神道による神前式です。新郎新婦は和装に身を包み、挙式は神社で行われます。斎主が祝詞を奏上して二人の幸せを祈り、新郎新婦は三三九度の盃を交わして、永遠の契りを交わします。
堅苦しいイメージのある神前式ですが、最近では少しカジュアルな着物も多く、また式の後の披露宴パーティは洋装で行うカップルも多いため、花嫁のヘアスタイルも比較的自由なものになっています。

 

最近人気の人前式、その他一風変わった結婚式

この数年、人気となっているのが宗教にとらわれない自由なスタイルの「人前式」です。
キリストや神に永遠の愛を誓うのではなく、家族や親類、友人など列席者全員が立会人・証人となります。婚姻届や特別に用意した結婚証明書に、新郎新婦とそれぞれが選んだ立会人の代表がサインをすることが結婚の証となります。サインの後、新郎新婦がゲストの前で証明書を読み上げ、結婚を宣言することが多いようです。かなりオリジナル度が高く、例えば入場の音楽もふたりの思い出の曲など好きなものを流すことができます。ロックやパンクで入場するカップルも。
また、ヴァージンロードを両親と腕を組んで歩いたり、親友と歩く新婦もいます。場所を選ばないため、費用を安く抑えられるメリットもあります。

この人前式を応用した「水中結婚式」なども人気の兆しを見せているのだとか。ダイビングが好きな新郎新婦が手をつなぎ、衣装のまま海へダイブ! 海の中で誓いのキスを交わし、永遠の愛を約束します。その模様の映像が披露パーティで流され、ゲストも大盛り上がりだそうです。

個性を存分に発揮できるようになった結婚式。皆さんはどんな式を挙げたいですか?
ぜひ参考にしてみてください。

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by 尾越 まり恵
大学卒業後、リクルートの制作会社にて9年間、結婚情報誌『ゼクシィ』の制作に携わり、2011年に独立。フリーライターとなる。女性のキャリア、恋愛、結婚、出産、子育てなどについて取材・執筆。主な専門は「シングルマザー」「生殖医療(不妊治療)」「ワーキングマザーの仕事と子育て」。
ブログ : http://ameblo.jp/happyhappywoman/

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